2006年02月11日

世間の圧力はネットにも及ぶ?

「ネットのリアル化」を巡る議論の混乱にそろそろ終止符を打・・・ちたい

【匿名実名】デジタル・ ディバイドの二つの境目

ネットへの価値観によって立場が違ってくるんだなぁ、と。

1.ネットは世間を拡張するもの
ブログセレブの認識としては「リアル>ネット」、もしくは「リアル≒ネット」

ネットに対しては、リアルを拡張する存在と認識している感。リアルで価値のある社会的地位を持っていること多し。それをネットに持ち込む
この人らはネットは世間を拡張するものと見てる。エンハンス世間。

2.ネットは第二の世間
ネット住人な方々はというと「ネット≠リアル」ネットとリアルはパラレルワールド

リアルでの社会的地位にたいした価値がないなら、「ネット上の何々さん」としてスタートしなおしたほうがいい人々。ネット内のことはネットで完結させたい。

ここの住人にとっては、ネットは第二の世間として機能する。第一世間と第二世間はもちろん相互に影響を与え合うけれど、独立性も高い。

もうひとつ、追加してみる。

3.ネットを世間とは見なさない
古い世代の人間。リアルだけで完結している人々。ネットを理解しない、あるいは価値を認めていない人々。
ここで「巨大な無理解」と呼ばれてる壁をこしらえてる人ら。(旧来の)世間で価値ある社会的立場を得ている人は、ここに属することが多い。


んで、ネットは(旧来の)世間に対する影響力を日増しに強めつつあるわけだけれど、それと同時に、旧来の世間がネットを排斥、あるいは取り込もうとする動きも強まっていくだろう。ネットを世間とみなさない層からは、見えないところから影響を受けるわけで、これは面白いはずがないだろうから。

たとえばこの記事。
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/int/15/
ネットへの危惧はわからんでもないが割愛。
総ID制による顕名化ってのは、(旧来の)世間から制御できないネットを、なんとかして手綱をつけて取り込もうって動き。こういう圧力がこれから増えていくだろう。

あるいは、このあたりは、そういった流れに対する危惧の表明(のようにも読める)。

ちなみに、こういった圧力でいままでで一番強烈だったのは多分、「京都府警による金子氏逮捕」だと思う。強力な匿名コミュニケーションのツールになりうるはずだったWinnyが止まってしまったわけだ。

ネットに本質的な価値を認めていない層は、古い“世間”ではおおきな力を持っていることは忘れちゃいけない。
こういった古い人達は、年月とともに退場してってくれるはずだけれども、そうそう簡単に消えてなくなりはしない。



まー、ちょうど、サイバースペース独立宣言から10周年らしいし。
ネットに価値を感じている人は、戦争するための心構えぐらいはしといたほうがいいかもしれない。完全な独立なんてのはありえないが、今の古い“世間”がうざったいと思うなら、ネットの独立性は保持しておかないとダメだ。そのための理論武装のためにも、社会におけるネットの価値というものを見定めていかなくちゃいかんだろうなぁ、などと、このあたりを読みながら思ったり。
posted by yocc at 19:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 世の中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。